長い光

思考型アイドルオタクの雑記

FLOWLIGHT 【LAST ONEMAN LIVE-未来花-】の感想

1stワンマンの時の感想はこちら

 

セットリスト

①NO ANSWER
②Help me!!
③十代白書
MC1
④ダニー・ゴー ※ミッシェル・ガン・エレファントのカバー
⑤キミとボクのためのAnti-thesis
⑥Heart Beat
⑦きれいになりたい
⑧北風と太陽
⑨LOGIN
⑩Mr.Darling
⑪バタフライ
⑫STARLIGHT
MC2
⑬Good morning,人生
⑭エッフェル
⑮春夏秋冬
MC3
⑯合縁奇縁
MC4
⑰FLOWER
自画自賛
⑲beginning
~アンコール~
MC5
⑳ミライト
自画自賛

 

 2019年12月31日をもって、2017年から2年4ヶ月活動を続けてきたFLOWLIGHTが現体制での活動を終了することになりました。その最後のワンマンライブに行ってきました。

まず私は兼オタですし物凄く現場に通っていたわけではありません、そして木村葉月ちゃん個人のファンという意識が根幹にある人間です。
なので、一途に応援している人からしたら共感できないこととか、ん?と思うこともあるかもしれませんので、その時点で嫌な予感する人は回れ右でお願いします!

 

――よろしいですか?では早速感想を!!レポではないので、私個人の思い出とか気持ちをメインで綴っていきます。笑

 FLOWLIGHTとの出会いは、1stワンマンの記事に書いたので省略しますが、ユニットの結成から活動終了(実質解散)を見届けるのは私の中で初めての経験でした。
3rdワンマンの集客目標が一定数(非公表)行かなければ年内で終了ということは事前に知らされていたので、活動終了のお知らせを見た時、「ああ、そうか…」という気持ちがまず最初に来ました。
強い悲しみとか無念とかよりも、そうかぁ…と…。実際直面するとこういう気持ちになるんですね…意外でした。
12月31日を迎える前に何度かライブに行って初めて「悲しいな」「寂しいな」と感じ始めました。

 そして迎えたライブ当日。
上記セトリの通り、持ち歌全曲をやってくれました。大好きな曲たちを余す所なく堪能させてくれて、体力的にも大変だったと思いますが、メンバーには本当に感謝しています!
大好きなエッフェルという曲が見れたのも本当に嬉しかった!!!沸いた~~!!!笑
春夏秋冬や合縁奇縁というユニットにとって大事な曲の時にもっと泣けるかなと思ったけれど、意外と泣かなかったな。(3rdの合縁奇縁の方がめっちゃ泣いた思い出。笑)
葉月ちゃんはもう1曲目から泣いてて、笑

そこからずっと葉月ちゃんはちょいちょい泣いてましたね。
ライブ中いつも以上にメンバーと目が合った気がしました。ファンが最後のメンバーの表情を目に焼き付けようとするのと同じで、メンバーも最後のファンの顔を見ようとしてくれてたのかな、なんて思いました。

お世辞抜きで今まで見た中で一番のライブだったと思います!


一番泣いたのは琴乃ちゃんの最後の挨拶。
琴乃ちゃんだけ、FLOWLIGHTの楽曲を引き継いだユニットのメンバーとして活動するから、メンバーが周りにいなくなる不安について話していて、子供みたいにわんわん泣く姿を見てもらい泣きしてしまった。これからも頑張ってほしいな。

いかちゃんの挨拶では、自画自賛歌の歌詞に触れてくれて、ユニットの終わりが近づくにつれていい歌詞だなと改めて思うようになったと。れいかちゃんは他のメンバーよりも少し離れた場所から(比喩表現)入ってきてくれた子と感じていました。活動中も色々大変だったと思いますが最終的にFLOWLIGHTに愛着を持ってくれて、歌詞を好きだと言ってくれて凄く嬉しかったです。

葉月ちゃんの挨拶では、離れていってしまったファンのことや離脱したメンバーの事にも触れていたのが、葉月ちゃんらしい優しさだなと思いました。そして自分を曲げずにこれからも進んでいくと言っていたので、それを信じてこれからも応援していこうと思います。

一番心に残っているのは、推しを差し置いて()、萌日香ちゃんの挨拶なんです。
「人って楽しい時には周りに人がたくさんいてくれるけど、本当に悩んでいる時、悲しんでいる時にそばにいてくれたのは葉月だけだったから。本当に感謝している。」的なことを言っていたんですよね。
萌日香ちゃんが加入すると知った時に、色々検索してバックグラウンドを調べたので、その時のことを言っているんだなとすぐわかりました。萌日香ちゃんにも暗い過去があって、それを支えたのが葉月ちゃんで、ユニットに入ってほしいと誘ったのも葉月ちゃんで。二人の絆と縁を感じて感動しましたし、萌日香ちゃんの人生の厚みに一瞬触れたような、そんな肌触りがある、人間味溢れた素晴らしい挨拶だったなと思います。

 最後のチェキ列に並んでいる時に、ファンの人達同士で思い出話をしたり、今までのお礼を言い合ったり、また会えるよね?って話していたりするのが漏れ聞こえたりして、「あ~~最後か~~」って、そこで初めて終わりを実感しました。笑 一言でいうとエモい光景でした。ユニット最後の現場ってこんな感じなんだな~~。

 FLOWLIGHTを応援している中で、楽しいこと、幸せなことと同じくらい、しんどいなと思うことも、悲しいことも、怒りに震えるようなことも、書かないだけでぶっちゃけ正直、実はたくさん、ありました!!!!!!ww
あえてちょいちょい小出しにはしてたけどね。笑 もう時効なんで許して!w
それでも、メンバーはずっと楽しいステージを提供してくれていたし、毎回笑顔で迎えてくれたので、応援を辞めようと思うことは一切なかったです。毎回楽しい気持ちで参戦していました。

 メンバーの出入りも激しく、3人→2人→5人→4人と変化し、2年4ヶ月間、激動だったなと思います。
私は元々入れ替わりの多いアイドルを応援しているので、割と気持ちの切り替えは早くて()、しかも運良く良いとこ探しが得意な全肯定系オタクなもんで、全ての時代にそれぞれの良さを見つけることができましたし、本当にどの時代のメンバーも好きでした!!これだけはハッキリ言い切れます。
一方でついていけなくなってしまったファンも活動期間中、多くいました。でもそれはそれで当たり前だし仕方なかったと思います。自分の好きな曲好きなパートが別の誰かに歌われている姿、いつものダンスの立ち位置に別の誰かがいる違和感と言いようのない喪失感は、私にも経験がありますので…。たとえ最初から最後までついていかれなかったとしても、それでもその方々がFLOWLIGHTを愛してくれていた時間があった事実は揺るぎません。沢山のアイドルが飽和している世の中でFLOWLIGHTに出会い、共に楽しい日々を過ごしたこと、それは尊く、かけがえのないことです。

 そして2019年の下半期からは、実は定期公演よりも対バンへ行くことを意図的に選んでいました。彼女らが外で闘う姿を見ていたいなという気持ちが強くなったので。
対バンって凄く現実を突きつけられるんですよね。しかもTIFとか大型フェスじゃない、小さめの対バンは特に集客の実力がモロに出るんです。休日の朝早くとか。スッカスカで床が見えて、なんなら最前だって空いてて、荷物とかも乱雑にその辺に置かれまくってて、オタクがフロアを縦横無尽に踊って走って動き回れるような、そんな状態なんですよね。並行で物販やってるから、すぐ人いなくなるし。
会場全体で女オタが1-2人しかいないとかもしょっちゅうで、私は慣れているし気にしないタイプだから全然いいけど、慣れてない子だったら無理だと思うような限界現場もあったり。笑
そんなスカスカな現場の様子を見たメンバー達はどういう気持ちなんだろうかと、私は答えの出ないことを考えることもよくありました。
FLOWLIGHTのメンバーは、それでも真摯に1つ1つのステージをこなしていたし、もともと芸能経験が長い子達で構成されているグループだから、いつもプロの「プライド」が見えるステージングだったなと思います。私はFLOWLIGHTのそういうところもとても好きでした。ステージングを人物に例えて言うならキラキラふわふわお姫様~って感じじゃなくて、国民のためなら死をも厭わない闘う王女みたいな感じ。いざとなれば腹を切る覚悟というか、笑。そういう潔さ、高潔さ、闘志みたいなものがあったんです、FLOWLIGHTのステージには。
でもそれは内に秘められていて、なかなか前に出てこなかったりして、初見の人にはその良さが伝わりづらかったなとも思います。笑。
スキルの高さの反面そういうところが不器用なグループなのも好きでした。だからこそ、より応援したいなと思ったのかもしれないですね。


 ユニット名の由来になったフローライトという石は、加熱すると発光し、弾ける性質があるのだそうです。

2019/12/31、ファンが2年4ヶ月注いだ愛は熱となって、FLOWLIGHTは大きな一つの光になりました。
これからもその光がメンバー、ファン双方の心の中で永久に輝き、弾け続けていきますように。
2年4ヶ月、愛おしく幸せな時間をありがとうございました。FLOWLIGHTに出会えてよかった。
これからのみんなの未来が素敵なものでありますように。

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wowwow スポットライト どこまでも伸びる
wowwow スポットライト 光はいつしか
幾つも重なり 虹を描き出す
巡り会えた事 本当ありがとう
キラメク景色へ さぁ行こう


FLOWLIGHT 「ミライト」より引用

 

おわり。