長い光

思考型アイドルオタクの雑記

FLOWLIGHT 【1st ONEMAN LIVE-合縁奇縁 ’18-】の感想

あいえん-きえん【合縁奇縁】

不思議なめぐり合わせの縁。人と人とが互いに気心が合うかどうかは、みな因縁いんねんという不思議な力によるものであるということ。人と人の結びつきについていうが、特に男女の間柄についていう。▽「合縁」はもと仏教語で、恩愛から起こる人と人の結びつきの意。「奇縁」は不思議なめぐり合わせの意。また、思いがけない不思議な縁の意。
 
 
 
9月1日、FLOWLIGHTの1stライブに行ってきました。
FLOWLIGHTというユニットについて、どこから話せばよいのかなと悩むのですが、まずは私の推しである木村葉月ちゃんとの出会いから始めようかと思います。
 
Twitterやブログのプロフィールにも書いているのですが、現在私は風男塾の紅竜真咲くん(末吉咲子さん)とFLOWLIGHTの木村葉月ちゃんを応援しています。
 
元々風男塾青明寺浦正くんを推していて、彼の卒業に伴い、紅竜真咲くん推しになりました。(ここについては長くなるので、またいつかブログに書きたいなあと思っています…。)
葉月ちゃんを知ったのは、2017年1月ごろだったと思います。(いつもそうなんですけど、推しのことをいつから好きになったのか、ハッキリ思い出せないんですよね…。徐々に好きになっていくタイプのようです。)
Twitterで流れてきた画像を見てこんなに可愛い子がいたんだ!と衝撃を受けたのが始まりでした。
葉月ちゃんは丁度その頃に所属していた少女隊を卒業していたため、私はソロのタレントさんのファンとして、舞台や生誕祭のイベントへたまに足を運ぶ感じでした。
2017年4月の舞台では、日替わりゲストで葉月ちゃんと浦えりかさんが同じ役を演じるというまさかのミラクルが起きたりもして、(当然2回観に行った)巡り合わせってあるもんだなあと思ったりもしました。
 
そして2017年9月にFLOWLIGHTが結成され、葉月ちゃんがメンバーとして活動することを知りました。
私が葉月ちゃんを知った時には彼女はアイドルを卒業していたから、歌って踊る葉月ちゃんを観てみたかったな~という思いがあったので、びっくりはしたけど素直に嬉しかったことを覚えています。
また、FLOWLIGHTのメンバーの佐藤琴乃ちゃんは、彼女が以前ピンクベイビーズというグループにいた時に、浦正くんがゲストで出演したライブで共演していたんですよね。その現場に、私も浦正くんを観に行ってました。なのでこれまた不思議なご縁もあるものだなあと思っていました。
なので、FLOWLIGHTにはまさに合縁奇縁、勝手ながら「呼ばれているなあ」という思いがありました。
 
対バンの出演と、CDのリリースイベントがメインで活動してきたFLOWLIGHTが、9/1に1周年を迎え、初めてのワンマンライブをするということでとても楽しみでした。
FLOWLIGHTは、メンバーのバランスもとってもいいんですよ。よくこんなにきれいにバラバラの個性の子が揃ったなと思うくらいです。
・圧倒的ビジュアル、ちょっと天然で面白いたまに病みキャラ(?) 木村葉月ちゃん
・ダンスが得意で、明るくて元気いっぱい、天真爛漫 佐藤琴乃ちゃん
・歌唱力抜群、小さくて童顔、知性派で2人のまとめ役 大渕野々花ちゃん
ののちゃんもお顔を載せたかったんですが、でも素晴らしい歌唱力を感じてほしいのでちょっと引きにはなるんですがこちらを。)
 
それぞれがお互いの得意不得意を補い合える、とても相性のいい組み合わせだなと思います。
この3人も、巡り会うべくして巡り会ったんだなと。
 
公式からライブの様子が伝わる動画がアップされたので、載せます。20分以上ある、すごい!
 
セットリスト
①beginning
②十代白書
MC1
③Heart Beat
④Help me!!
⑤キミとボクのためのAnti-thesis
MC2
⑥春夏秋冬
MC3
⑦きれいになりたい
⑧Mr.Darling
⑨ダニー・ゴー ※ミッシェル・ガン・エレファントのカバー
~アンコール~
MC4
⑪LOGIN
⑫合縁奇縁
 
今回の会場は、ステージも高くて見やすいし、照明もバックスクリーンの演出もとても素晴らしかったです。メンバーがシルエットで浮かび上がるところは、「うわ~~」って思わず声が出ちゃうくらいでした。新曲は歌詞を表示してくれるのも親切。
 

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途中のMCでは、FLOWLIGHTがどうやって結成されたのか、という話をしていました。お互いが誘い合ったということは知っていたけれど、詳しい話を聞いたのは初めてでした。
 
ことちゃんは、これからもずっと続くだろうと、自分の居場所だと思っていたユニットがある日突然なくなってしまって、突然一人になって、その後の自分はどうするのか、どうしたいのかを全然考えていなかったと。
そんな時に、周りのスタッフさん達に背中を押されてFLOWLIGHTを作ることにしたそうで。
メンバーをどうしようかな、と思っていた時に、以前から交流のあった葉月ちゃんを誘うことにしたと言っていました。(ピンクベイビーズと少女隊は元々繋がりがあったみたいです。)
葉月ちゃんは、「私は前にいたユニットを辞めてから、しばらくお休みしてたでしょ」的なことを言ってたんですが、私は丁度その頃にファンになったので、エ?!隠居してたん?!と思ったのは内緒です。(充分働いてたと思いますよ…葉月ちゃん…!)
そんな時にことちゃんから誘われ、加入を決めたということでした。
そして葉月ちゃんはRの法則の出演者繋がりで、ののちゃんを誘ったという流れです。
 
そう、ののちゃんも葉月ちゃんも、Rの法則のメンバーでした。皆さんも記憶に新しいと思いますが、例の事件のお陰で、彼女たちの大切なレギュラー番組があっけなく、崩れ去ってしまったわけです。
永遠なんてないし、変わらないものはない。
 
ユニットを始める前、そして始めてからも、3人それぞれが違う形でそういう気持ちを抱える出来事があり、そんな中で3人が出会って今日この日まで支え合っていられたこと。もう、泣きますよね。そんなん、おたく、泣くしかないやん。無理。
まあそういう3人の歩んできた文脈というか、歴史背景も込みで、色々感極まってしまいましたね……。
しかも3人ともまだ18歳なんですよ?!こんなに若いのに、諸行無常を痛感していて!!芸能界、つらい!!泣
だからこそ、葉月ちゃんがつけた「合縁奇縁’18-」というライブタイトルはまさにそんな3人を表す素敵な言葉だなと思いました。
 
アンコール最後の「合縁奇縁」という曲。この日が初披露でした。
スタンドマイクを使っていました。スタンドマイクを使う曲は初めてですね。
 
この曲の中には「揃いの白いブーツ 汚れを重ねる」という歌詞が出てくるんです。
そう、それは、初期衣装のブーツ〜〜!!!!
 

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あれですよ、ゲームの初期武器が過酷な戦いを重ねて終盤めっちゃ強化されるみたいな!!!そんなエモさがあるんですよ!!!わかりますか?!!
この3人が手探りでもがきながら歩んできた一年間を、たった一言で想像させる、とても良い歌詞だし、当たり前なんだけど、FLOWLIGHTのためにあつらえた、FLOWLIGHTのための歌なんだなーって胸がいっぱいになりました。
そういう曲がこの3人に貰えて良かったなって心から思いました。
 
あと、「私の踊る意味」という歌詞は、曲中一回しか出てこないんですが、それをFLOWLIGHTの1人目のメンバーであり、ダンスが得意で振り付けも行ってることちゃんが歌うところがとてもグッときました。
 
 
出会いとか縁って、早すぎても遅すぎてもダメで、このタイミングじゃなかったら、推してなかっただろうなってことばかりで。
おたくが応援すること、アイドルが活動すること、どちらも永遠なんてなくて、限りがあることなんですよね。
夢中になればなるほど、忘れちゃいがちなんですが。
だからこそ、巡り会えたこの不思議なご縁を1日1日、大事にしたいなと思います。
 
とはいえ、私は兼オタですし、現場も毎回行けているわけではないのですが…、それでもこんな長文ブログを書いてしまうくらいには、FLOWLIGHTを愛しているんですよ。
これからも見守りたいユニットです。
ではでは!