長い光

思考型アイドルオタクの雑記

ずっとその手を離さずに。<紅竜真咲ソロイベント「みんなに感謝!紅竜真咲生誕記念~10月だけど気にすんな~」感想>

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こんにちは。もよです。2021年10月14日!私の推しである風男塾の紅竜真咲くんの生誕ソロイベントが開催されました!!!めでてぇ〜〜!!!!!
(※本来のお誕生日は9月20日なのですが、諸事情により10月にて開催されました。)

一般的な女性アイドルさんとかだと生誕祭をやるのって割と普通なことというか、結構メジャーな催しだと思うんですが、風男塾さんはライブ中にサプライズ企画でお祝いされるとかはあっても、中の人ではなく風男塾の名義で!生誕イベント!しかもソロ!しかも生バンド!を開催したことは過去にはなくて!
前例のない快挙を成し遂げてくれた推しに大感謝です…!!!
自らこの企画を考え、運営に話を通し、無事開催されるまでにどれだけの苦労と努力があったのでしょうか…ほんと、凄いよ…!!

 

セットリスト

まずはセトリ載せておきます。ファンから一部意見を募りつつ全て推し自身が選定したものになります。
(★印が付いているものが事前に予習してほしいとのことでツイッターツイキャスで公開されていた曲)

★KING/kanaria 
★Survivor/BLUE ENCOUNT 
MC     
★じぶんROCK/ONE OK ROCK 
バンドメンバー紹介&MC
会いたい、会いたい/風男塾
MC
★小悪魔だってかまわない!/めいちゃん
MC
★Will♡you♡marry♡me?/清竜人25(夫人役:魔法少女⭐︎りゅうちゃん)
MC(ワクワクワールド撮影あり)
★アイ・アム・ア・ビリーバー/SPYAIR 
★Lovers/sumika
MC
★イエスタデイ/official髭男dism 
MC
★ありがとう/SUPER BEAVER 
アンコール
Bye-bye PAIN/風男塾
Wアンコール
肉声でちょこっと挨拶

事前発表された曲を検索してみてすぐの感想。
「あ、愛が重い…!!!!(頭抱え)(褒めてる)(好き)」
一つ一つの歌詞を見て曲を聴いてを繰り返し、クソデカ感情を揺さぶられすぎて情緒がめちゃくちゃ()になったりもしました。
というのも実は、真咲くんは来年の2月に卒業を控えております。
風男塾さんの卒業というのは、「死」の概念にとても近く、一度卒業してしまえばその姿に会うことは二度とできません。ふらっと街ですれ違うなんてことも絶対にあり得ない存在。
(OB達の前例として声や文章のみで卒業後に登場したりする場合も過去にはありましたが)
という前提を踏まえた上で読むと、本当に本当に胸がギュッと締め付けられるような歌でいっぱいなんですよ!!!
本当紅竜真咲キミってやつはさぁ〜!!!!泣
勿論それだけじゃなくて、ファンへの感謝とか愛とかそういう気持ちもいっぱい詰まっているんだろうなとわかる曲ばかりで、「これらを当日推しの生歌で歌われたら、私はどうなってしまうんだ…???!!爆発するんじゃ?」
くらいの勢いで楽しみ半分緊張と怖さ半分な中で当日を迎えました。

各曲の感想


KING
公開された時からめちゃくちゃ楽しみにしていた曲!!!!
この曲、元々去年くらいにVTuberや歌い手の中で空前のカバーブームが訪れており、私も色んな方のKINGを聴いていたので、真咲くんのKINGが聴けると知って「真咲くんはこの曲をどう調理するんだろう!?」ってワクワクが止まりませんでした。
聴き比べるとわかるんですけど、人によって結構アプローチとか解釈が変わる曲でもあるんですよね。歌う人にとっての王の解釈が出るというか!
特に「HAHA YOU ARE KING」のところが個性出しポイントなので、すっごい楽しみでした。
実際聴いてみて「ッア~~~!!!これだよこれ!!!紅竜真咲のHAHAはこれだよ!!!初めて聴いたけどめっちゃわかる!!!くう~~痺れる!!!」って感じで大満足でした。(?)
この曲だけセトリの中でも毛色が違うなと思っていたので、多分やるなら一発目だろうなと予想していたら本当に一発目で動揺しました。
バンドアレンジのKINGは新鮮でとてもかっこよかったし、普段では見られないような妖艶でいて冷徹な表情とか歌い方を堪能でき、「まさにユーアーキング…アンタが大将、貴方こそが私達のキングだよ…(戴冠)(号泣)(泣いてない)」のお気持ちでいっぱいになりました。(は?)

Survivor
バンドサウンドかっこいいい~~!!!!真咲くんがロックな歌を歌っているという感動がまず最初にこみ上げてきました。
曲に合わせて歌い方も変えていて、今まで見たことのない真咲くんでめちゃめちゃかっこよかった!!!
頑張らなきゃと言っていた早口のところもしっかりこなしていて、お見事でした。
最後のサバイバーっていうのはきっと今の風男塾の中の自分のことを表しているのかな…。今まで死ぬほどサバイバルしてきたもんね…(遠い目)
「卒業発表していっぱい泣かせたけど、やっぱり君を笑顔にしたい!」みたいなことを曲中で言ってくれたのはこの曲だったかな?すでに記憶おぼろげ…。

じぶんROCK
今度は魂の叫び!!って感じでまたSurvivorとは違うかっこよさ!!
ごちゃごちゃ考えて悩みがちなオタクに対してバシッと背中を叩いてくれるようなそんなチカラがありました。
「まだ まだ!! 時間はまだあんぞ!!」の歌詞が非常に身にしみた…笑
バンドメンバー紹介もほのぼのと進んで、練習中とかも凄くよい雰囲気だったんだろうな~~とほっこりしました!
ドラムの方が真咲くんと学生時代同じ塾で勉強していた仲ということで、塾の先生の名前が出てきて懐かしがる場面も。
アイドル文化を取り入れようということで、メンカラーを決めてその色のTシャツを着てきてもらったそうです。
本日の主役なのに「キーボードの方のメンカラは赤だったんだけど、譲ってもらって今日はピンクを着てもらいました~」って話す真咲くんの謙虚さ・腰の低さに驚きました。笑
あとギターの足元の切り替えスイッチ?を物珍しそうに喜んだり、自分の知らない音楽の業界用語の話にちんぷんかんぷんだけどなんか凄い!と沸いてる真咲くんがかわいかったです。

会いたい、会いたい
まさかのチョイスにびっくり&嬉しい!本人もこの曲が好きで歌いたかったから選んだそうで。
偶然来音くんがこの曲のライブ動画を見たらしく、真咲くんに「大人になったな!」的なお褒めの言葉をくれた思い出深い曲でもあるそうです。
真咲くんは情念を込めて歌うのが本当に上手で、心の中に勢いよくメッセージがなだれこんで来るような感じがあり、4曲目にして涙腺が決壊しそうでした。
この曲は、4人体制時でしかもコロナ禍で世の中もユニットの先行きも不安で、なかなか会いたくても会えなくてという時期の曲なのでその当時の苦しい気持ちとか、不安な気持ちとかも一気に蘇ってきて、ペンライトをぐっと強く握ってしまいました。
ピアノメインのメロディーもまた切なさが高まってよかったですね。
他メンの歌割り部分で、ここを真咲くんが歌ったらどんな感じなんだろう?と思っていたところを今回聴けたのも嬉しかったです。
作詞作曲のSHIROSEさんのMV(恐らく半裸で女性とめっちゃ絡んでるやつ)を見た感想で「俺には刺激が強かった…」って照れていたのが可愛かった。そして「いつかは俺もああいう風になりたい!」と言ってましたね。(が、頑張ってね…w)

小悪魔だってかまわない!
かわいかった!!!!!!(大声)
バンドっぽい歌い方も上手だな~堂に入っているな~と最初の方で思っていたけど、やっぱりこういう可愛い曲やコミカルな曲は本職アイドルの本領発揮ですね。ノリノリだった!コロコロ変わる表情や仕草、歌い方が本当にかわいかった!!!特に後半の帰宅してからのところが本当にしょぼんとしててまさにわんこ系男子…!
「ばっきゅーん!!」のところももう会場中のハートを射抜いてた…!!ステージを所狭しと動いて色んな角度からばっきゅーんしてて優しいなあと思ったり。事前のツイキャスで「ばっきゅんしたらみんなは打たれたポーズしてほしい」的なリクエストがあったのでしっかりやりました。
曲はじめに「ペンライトを置いてクラップしてね!」との指示があったんですけど、クラップで盛り上げるのも楽しかったな。
MCでも「みんなこれ見るの楽しみにしてたでしょ?」「いつもは振り回す側だけど振り回される側に回ってみた!」「どうだった?わんこ飼いたくなった?家にダンボール溜め込んじゃうけどいい?ダンボール縛ってくれる?」とか小悪魔モードでかわいかった~~!
「また歌いたい!」って言ってくれてたので期待してます!

Will♡you♡marry♡me?
曲前に白い王子様衣装のジャケットに着替えていたんですが、うまく着替えられずに焦ってる姿もかわいかったです。
中身はツバメのロックぽい衣装なのでチグハグさに本人もウケていたというw
そして始まってすぐ驚異の出オチwwww今回夫人役を誰がやるのかって密かに注目ポイントだったんですけど、なんと真咲くんのボイトレの先生である魔法少女⭐︎りゅうちゃんさんでしたw(以下りゅうちゃん)(りゅうちゃんは愉快なオネエさまです)
正直りゅうちゃんが面白すぎて集中できなかったww真咲くんもめっちゃ笑ってたw
二人共性別迷子()だし頭被ってる()しでジワりました。
この曲は以前風男塾のライブでカバーしたことがあったので、また再び観ることができて懐かしさと嬉しさがありましたね。
竜人くんの曲って正直難しいし歌いづらいと思うし、当時は苦戦してるな~って感じがあったけど、今回は割とサラッとこなしていたので、きっと凄く練習したんだろうなって感じられてグッときました。
あと師弟の共演っていうのも凄くいいなあと思いました。今までの恩返しというか…。今回幼馴染の人をバンドメンバーに呼んだり、りゅうちゃんを呼んだり、周りの方とのご縁をずっと大事にしている真咲くんの人柄が伝わってきました。

※りゅうちゃんもショールームで言っていたけど、真咲くんは数ヶ月休みなしの中で無理やりマネージャーさんに頼み込んでスケジュール空けてもらってボイトレに通って、疲れでろれつが回らないような状態でもソロライブのために懸命にレッスンしていたそうで…!涙
バンドに合うような歌い方にしたいというオーダーだったそうです。ちゃんと目標達成してましたね…!!自分からは努力しているところを見せないところがまたカッコいいよ、推し…!!

アイ・アム・ア・ビリーバー
爽やかなロックって感じでまた今までは違うタイプの曲で、疾走感があって気持ちが良かった!!
「好きでいる事って 楽じゃないだろ?」って歌詞がなんかこうファンへの問いかけのような感じがしましたね…。
というのも、昔咲子ちゃんのインスタライブだったかな?かなにかで、「いつも楽しかったよ~ってニコニコしてくれてる子も、裏では色々考えたり悩んだりしてるんでしょう?」みたいなことを言ってくれたことがあって。ファンのことわかってくれているんだなって凄くそれが嬉しくて印象的だったので覚えてるんですけど、なんかそのエピソードとその歌詞がリンクして、聴いててウウッ…ってなりました。(情緒)

Lovers
「絶対結婚しようなー!!」で始まったこの曲。
「B5の紙に書き出してみたんだ」の歌詞が真咲くんっぽい!って思った曲。(真咲くんは自分の気持ちを整理する時に紙に書き出すらしい)(今もやってるかはわからんけど)
実は意外と重めの歌詞だけど、軽快なメロディーと楽しそうに歌う真咲くんのおかげかスッと楽しめた気がします。笑
ソロライブ終わってもしばらく頭の中でリピート再生されてました。
曲終わりに「浮気してもいいって曲にはあったけどダメだからな!」って釘を刺してくる推し、kawaii

エスタデイ
いや~~泣きました。これ推しに歌われて泣かないオタクいる?!いねえよなぁ?!(泣)
「悪者は僕だけでいい」のフレーズは真咲くんが過去に矢面に立ってメンバーを守ろうとしてくれた時のことを思い出して胸がぎゅっと痛くなりました。
切ない曲だけど、でも未来への明るい希望も感じられる曲で、それが良かった…!
この曲はりゅうちゃんのオススメで選曲したそうです。
落ちサビの部分の歌詞(「いつかの憧れと違う僕でも」のところかな?)に共感したそうで、曲前MCでも「5年前の自分が思い描いていた自分と、今の自分は当たり前に全然違うけど、今の自分のことが好き」「君が好きな俺でいたい」というようなことを言っていました。

愛おしそうにファンの顔を見ながら一語一句を大切そうに歌う真咲くんの姿を見て、ファンのことを愛しているだけじゃなくて、真咲くんが、自分に自信の持てなかった過去の真咲くん自身を赦し、肯定し、今の自分自身を愛している(愛せるようになった)ことが伝わってきました。
それを感じることができたのが1ファンとして凄く凄く幸せで、嬉しかったです。

ありがとう
この曲も泣かせにかかってましたね…!思い出すために今歌詞見てるんですけどまた目頭が熱くなってきました…。
アイドルは応援してくれる人がいないと存在できないし、ファンもアイドルが活動を続けてくれないと応援できない。
その前提を踏まえて歌詞を読むとより胸に迫るものがあります。
推しの伝えたい気持ちってまさにこの曲通りなんだろうなって…、このライブの核となる曲でしたね。
祈るように、願うように歌う真咲くんの姿が忘れられません。
こちらこそこんな素敵な曲を届けてくれてありがとうの気持ちでした。

Bye-bye PAIN
アンコールは風男塾の曲で。バンドアレンジが新鮮~~~!!みんなでクラップして凄く楽しかった!!
推しの清々しいくらいの「やりきったぞ!!楽しかった!!」っていう気持ちが伝わってきて本当にじーんとしました。
この曲の前後のMCどっちかで「生んでくれてありがとー!」ってニコニコで言ってたの可愛かったな。

 

あの日ステージの上にいたのは


真咲くんは日頃から「君」と「俺」の1対1の関係(詳しくは以前書いた記事を参照ください(宣伝))を大事にしてくれる人で、まるで分身の術かのように、ファン一人一人にそれぞれに最適化してくれた、ファン毎の真咲くんが沢山いると私は感じていて、それは普段のライブやイベントでも例外ではなかったんですよ。(それも凄くありがたいことですが!)
でもあの日あの瞬間はそれぞれの真咲くんがすべて混ざり合って、1人の青年に再構築された姿のように見えたんです。
勿論、いつものようにファン一人一人と大事そうに目を合わせながらパフォーマンスしてくれていたけれど、あの場では1つの塊としての「ファン」と「真咲くん」の1対1になったような感覚で。これが会場が一体となった状態というものなのかなと思いました。
個別のファンに合わせてくれているのでもなく、グループでのお仕事中の姿でもなく、1人の、等身大の、自然体の真咲くんが目の前にいるような感じがしたんですよね。
でも真咲くんがありのまま・等身大って表現は実はおかしくて、末吉咲子さんが紅竜真咲くんに「なる」という段階を経ないと紅竜真咲くんは存在しうることはできないんですよ。
だから彼は本来作られたキャラクターであり、ありのままの姿というものはありえないんですけど、でも、あの日ステージの上で1人の真咲くんが自由に伸び伸びと主体的に「生きて」いました。
よく漫画家さんが「自分の作ったキャラが作者の手を離れて勝手にストーリーを無視して動き出してしまう」と言うことがありますが、その現象の集大成の形を見せてもらったのかもしれません。
あとは、受け身じゃなくて、主体的にファンを喜ばせたい!こうしたい!あれやりたい!の気持ちが全面に出ていたし、それが充分に発揮されたからこそ普段以上に真咲くんの「個」がより浮き出て見えたのかもですね。いつも優しくて自分のことは二の次にしてしまいがちな人だから…。

 

27歳の、飾らないありのままの紅竜真咲の姿をファンに見せてくれて、心からの素直な気持ちを伝えてくれて、素敵なパフォーマンスで楽しませてくれて、それこそが真咲くんからのファンへの最高のプレゼントであり、最大限のありがとうの形だったんだなと。
それを受け取ることができて、本当に幸せでした。真咲くん推しでいて良かったって今まで何度思ったかわかりません。そしてこれからも真咲くんを信じていれば明るい未来が待っているんだって心から思えました。ありがとうございました!

 

 

2年越しの招待状

※ここから先は余談というか、個人的な話で接触の話も含まれるので苦手な方はそっ閉じでお願いします。


2019年の夏のツアーの岡山の握手の時に、真咲くんの誕生日のお祝いを言いにいったんですよ。
その時に「来年はお誕生日会開きたいな!もよも招待するから!」って言ってくれてたんです。
ただそれが岡山だったということ。詳しくは省略しますが大変なことが起き、ファンもメンバーも非常に憔悴した状態だったので多分動揺を隠せていない私を気遣って、恐らくとっさの思いつきで明るいことを言ってくれたんじゃないかなと思います。
当時の私もそう思ってました。だって風男塾が今まで個人の生誕祭を開いたことなんてなかったから。
でも、2年後になってはしまったけど、真咲くんは前例のない個人での生誕祭を本当に開いてしまった。
こないだその話をしたら予想通り本人はすっかり忘れていたんですけど(それはそう笑)、でもいつか生誕祭をやろうというアイディアは少なくともこの2年以上ずっと推しの頭の片隅にアイディアの原型として眠っていたんだなと思うと凄いですよね!!(私に話すもっと前から他のファンにも生誕祭をやろうって話をしているかもしれないので、少なくとも2年ですね。だから下手したらもっと前から構想してたのかも!?)
そして、ちゃんと宣言通り私を招待してくれました。一度口に出したら絶対にそれを叶える男、紅竜真咲…本当にカッコいい人です。

 

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