長い光

思考型アイドルオタクの雑記

拝啓、瀬斗光黄さま

こんなタイトルですけど、瀬斗さん宛の手紙というより、瀬斗さんについての私の勝手な独白とポエムです。
 
私は、2014年からの風男塾ファンで、浦正くん推し、卒業後は真咲くん推しで、瀬斗さん推しではないので、きっと昔から一途に推している方とは全然見方や捉え方も違うとは思うんですけど、それでもやっぱり思い入れのあるメンバーの一人で、自分なりの気持ちや思い出を書き残しておきたいなと思って、筆を執ります。
 
瀬斗さんらしさで溢れた素晴らしい卒業公演でした。現地で見届けましたけど、SMILEのタイトル通り、ず~っと笑顔でいられました。
瀬斗さんならあの曲だよね!あの曲聴きたい!って曲がほぼほぼ網羅されていて、至れり尽くせりでしたね。
個人的に涙腺がやばかったのは、「友達と呼べる君へ」と「証」でした。
狂平くんや、浦正くん虎次郎くんの卒業公演の思い出が自分の中で走馬灯のように流れてきてグッと来てしまいましたね…。(ギリギリ堪えたけど)
 
そして、俺の後輩たち、どう?いいでしょう?新曲も新メンバーも凄くいいよね!新体制も一緒に応援しようね!と、引き継ぎまで完璧にこなしてくれて…できる男は、去り際も立派だな~としみじみ感じてました。
あの美しいミントボイスももう聴けないって頭では思っていても、あんなに爽やかに去られたらまだ全然実感もわかなくて。笑。
パフォーマンスの上でも、精神的な面でも、風男塾をずっと支えてくれていたことに改めて感謝の気持ちでした。
あと、私は瀬斗さんの歌声も勿論好きですが、特にダンスの、独特の肘の上がり方が大好きでした。(細かい)
 
あとは、個人的な思い出を。
浦正くんが卒業して、新体制のイベント(肉フェス)を見に行った時。頭ではわかっていても、推しのいないステージにどうしても気持ちがついていかなくて、多色ペンライトも持っていたけど、振ることができなくて、途中で下げてしまったんですよ。そんな時にパッと瀬斗さんから「お前どうしたんだ?」的な顔で一瞥されたことがあって、凄くびっくりしたし、その瞬間にとてもホッとした気持ちになったんですよね。(自意識過剰、勘違いだと言われたらそうかもしれないですが。笑)
でも後にも先にも、目が合ったのってあの一回きりだったので、あれはそういう意味だったんじゃないかなって思うし、瀬斗さんがステージから自分推し以外のファン全体もよく見ているんだなと体感した思い出深いエピソードです。
 
最後の握手会の様子も遠目に見ていたんですけど、一人一人と楽しそうに、時には涙し、でもやっぱり笑顔で話している感じで、なんだろう、実質最後のお別れなんだけど全然悲壮感とかなんにもなくて。
瀬斗さんって、アイドルとファンという役割の上で話すというより、いつもこちらを一人の人間として扱って話してくれる感じがしたんですよね。近所の気さくなお兄さんお姉さんみたいな態度でお話してくれるところが大好きでした。
だからいつ握手に行っても話しやすかったし、ほんと些細な、文字にしたら大したことないようなやり取りでも毎回楽しかったです。

 
私なんかゲームの話ばっかりしてたし。笑。
「ゲームうまくできないよ~助けて瀬斗えもん~」みたいなノリで軽い感じで握手に行くと、「え?○○は?こうしたの?どうなの?○○しないと!!!」って笑顔が消えて急にガチな目で毎回激詰めしてくるところ()もめちゃくちゃ大好きでした。笑
無駄な力が入ってなくて、フラットでいつも自然体で、でも実はめちゃくちゃ負けず嫌いで。
きっとどんな職業についても、持ち前のコミュ力と闘争心で上に行ける人だったと思います。(これについては色々意見分かれると思うけど笑、個人的にはそう思います。)
そんな中でアイドルという職業を選んでくれて本当にありがとうという気持ちでいっぱいです。
 
瀬斗さんのワードセンスも凄く好きでした。
私、熱闘とかショールームとかの配信を見ている時、ツイッターで実況してて、後で自分が読み返す用に面白いなーと思ったところだけ書き起こすんですが、推したちの発言を差し置いて、瀬斗さんの発言を一番書き起こしてます。数えなくてもわかる。ダントツ。
 
そんな瀬斗さんですけど、ここ数年は先輩としてしっかりしなくちゃっていう気持ちでかなり気を張って頑張ってくださっていたと思うんですよ。
実際、お兄さんになったね~あの光黄くんがね~ってみんなで言ってたくらい。
立場が人を作るんだなと、風男塾というグループを見ているとその言葉の意味を重く実感します。
 
卒業発表後、昔の後輩だった頃の瀬斗さんっぽいふにゃっとした ちょっと力が抜けた 自然体な姿をまた見かけることが増えて、懐かしさと一抹の寂しさを感じていました。ああ、後輩にバトンを渡しきったんだなあ、役目を終えて、本当に悔いがないんだなと。
そしてあの素敵な卒業公演を見せられたらね、光黄くんがずっと守り支えてくれた風男塾を、当然これからも応援しますよ!させてください!の気持ちしかないです。
 
9年間、お疲れ様でした。大変お世話になりました。
私のン年のドルオタ人生の中で、瀬斗光黄さんという唯一無二のアイドルに出会えたのは幸運でした。ありがとうございました。

 
 
 
敬具